2013年 Wilmina会(教育後援会)総会

6月29日(土)に役員会の後、Wilmina会の総会が行われました。
出席者は、役員会のメンバーや同窓生をあわせて37名が出席しました。
司会進行は高田町子さんです。

最初に会長の西村耕さんより開会の挨拶がありました。



 ******************************  会 長 挨 拶  *******************************

   こんにちは。発足以来1年が経ちました。
 継続していただくこと、新しく仲間を増やすことが大切です。 宜しくお願いします。
 去年、理事会でWilmina会の紹介をする時に、私たちのモットーを「学生・生徒の明日を育む」という
表現を使いました。この育むの「育」という字は「そだつ」からきた言葉で、この育つは「そいたつ」と
いう言葉からきました。つまり私たちが「添い立つ」、支柱となるという意味になります。伸びて成長
して花を咲かせるのは、学生生徒たちですが、私たちはその支えになりたいという願いを込めて
「学生生徒の明日を育む」と言う内容で説明をしました。
  添い立つの具体的行動の一つは、経済的支援であり、もう一つは見守るということです。この目
を注ぐことが大事ではないかと考えます。私たちの会は、目を注ぐためのグループです。
  眼差しがあれば生きられる、といいます。その意味は、どんな辛いこと、どんな厳しいことがあ
っても、自分に向けられる目があれば生きられるということかと思います。学生生徒もそうです。
学生生徒が、自分たちが多くの方たちから目を注がれているんだよと自覚する。そのことによって、
新たな変化が生まれるのではないでしょうか。こんなことを考えながらこの会に臨んでいます。
 今年も皆さん、宜しくお願いします。

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会長あいさつの後、会計担当の葛西隆司さんから2012年度の活動報告と決算報告がありました。
また、監事の大下沍子さんからは監査報告があり、活動・決算報告について承認をいただきました。

続いて、好田豊作さんからは、今年度から新しく役員になられた方々と出席者の紹介がありました。



総会では生徒・学生の発表を毎回おこなっていますが、今回は大学生の聖歌隊「Wilmina Choir」に
よる合唱の披露がありました。澄み切った歌声がホールいっぱいにひろがり、一同耳を澄ませて
聞き入っていました。




その後、聖歌隊とあわせて一同で「大阪女学院の歌」を歌い、たいへん盛り上がりました。

川岸清さんの司会による懇談の時間では、会員の皆様から女学院についてのさまざまな熱い思い
をもって、懐かしい話や同窓生のかつての姿が語られ、たいへんなごやかなひと時となりました。

それは女学院のもつ歴史と伝統のつながりと、学院での生活がいまのそれぞれの人生に大きな影響を
与えていることをあらためて感じたひと時でもありました。




また最近の学院については、長谷川洋一校長、中村真喜子副校長から
それぞれ中学や高校の様子を語っていただきました。




バンダビルト和子副会長の閉会のあいさつの後、パティオ内の庭で記念撮影をして終了しました。

ぜひ次回の総会では、より多くの方にご出席いただいて、大阪女学院とのかかわりを
深く持てる場、よき親睦の場がさらに広がりを持つようにと願っています。