西村次郎

(1900—1981)
 大阪市に生まれる。市立大阪高等商業学校(現大阪市立大学)を卒業後、1922(大正11)年に大阪の山口銀行(三菱東京UFJ銀行の前身の一つ)に就職したが、伝道者になることを決意し、退職した。ウヰルミナ女学校の森田金之助校長から、キリスト教学校で教職に就くことも伝道であると勧められ、1927(昭和2)年1月からウヰルミナ女学校の教員となった。
  1937(昭和12)年には教頭・理事となり、森田金之助校長を補佐、特に、戦後は、戦災で全焼した学校の復興に全力を尽くし、その指導力を発揮した。1948(昭和23)年、副院長に就任。召天した森田院長の後を受け、1960(昭和35)年に院長に就任し、1965(昭和40)年に定年で院長職を退任した。