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大学・短期大学 教育の3つの柱

キリスト教教育

すべての教育は、人格教育が目的です。
本学院では創設以来、一貫してキリスト教の精神にもとづく人格形成をめざしてきました。
キリスト教の精神にもとづく人格形成といっても、それはキリスト教信徒になることを求めるものではありません。
一人ひとりの学生が、自分自身の存在の究極的な価値に気づき、人間として自他の尊厳を自覚し、他者のために共に働くことができるような人間として成長し、社会に出ていくことができるように助力することを意味しています。
社会が多様化し、それに伴い価値が混沌としている今日、人間一人ひとりには、自分に固有な、他の何をもってしても替えることのできないオリジナルな存在価値があること、つまり「何ができるか」ということで個人の値打ちが決まるのではなく、存在そのものに価値があるということに、一人ひとりの学生が気づいてほしいというのが第一です。
真に人間らしい生き方とは何かを真剣に考え、それにもとづいて判断し、行動する。
そのような人間性を本学でぜひ培ってほしいと願っています。
4年間にわたって用意されるさまざまなキリスト教プログラムが、一人ひとりにとって生きる意味を問う機会となり、それらが、将来に向けての「心の糧」となるようにと願っています。

プログラム

  1. 「聖書と世界」(必修科目)の開講
    政治や文化など、多くの面で世界の歴史に大きな影響を与えてきたキリスト教の原点とその変遷を学ぶとともに、生命や自然、人間のあり方について思索します。
  2. チャペル・アワー(礼拝)
    • 教職員による奨励
    • 2年生以上の学生有志による学生礼拝
    • 英語礼拝
    • 音楽礼拝
    • 外部講師による奨励
  3. 特別プログラム
    リトリート、特別礼拝(春・秋)、月曜特別礼拝(春・秋)、創立者記念礼拝、クリスマスキャンドルライトサーヴィス、卒業礼拝
  4. クラブ礼拝
    聖書研究会による学生相互による学びと交わり

本学では学校の根底を支えるものとして、毎日の礼拝を重視しています。
そこでは、参加者に、次のような願いを持って祈っています。
出席者は、

人権教育

人権問題学習の経験は、これまで在籍した中学校や高等学校において一度ならずあったことと思います。
「人権」の大切さに目覚めることの重要性は、いうまでもありません。
しかも、特にこれから他の文化と接触し、その中で生きる人たちと関わることを第一にする本学の学生にとっては、他者、とりわけ世界の人たちに関わるという姿勢が、一人ひとりの基本的な姿勢となります。
そして、その関わりも、通りいっぺんのものではなく真に意味のあるものにしようとすれば、双方のおかれている状況や、抱えている問題についての認識が必要となってきます。
それらの問題の中で、とりわけ、基本的な問題の一つが人権問題です。
世界中に存在するさまざまな人権問題を素通りしては、外国の人々と真の交流はできません。
また、日本国内の人権問題についても、諸外国から鋭い注目が集められている今日、この問題について、もし私たちが何も考えていないということであれば、同様に意味ある出会いが実現できないことは明らかです。
本学では、短期大学開学6年目の1973年に実施した部落問題に関する講座を出発点として、その後、学習の場を可能な限り多く設けるように、努めてきました。
その一つが人権教育講座(合計10時間、集中授業形式)です。

人権は、私たちが、活き活きと生きていくために欠かせない大切な宝物です。
社会が多文化化しつつある今日、どのように異なりを超えて、他者との豊かなつながりを共創していくか、また自己実現を可能にしていくか。
差別の実態や社会構造を学ぶとともに、“人権文化”の視点を取り入れながら、本年度も10月に開講します。

英語教育(大阪女学院大学)

大阪女学院大学で学ぶということは、

  1. 自分の生きる根拠をより明確にし、アイデンティティを確立するとともに
  2. 平和、人権、環境、多文化共生など、21世紀の人類社会が抱える諸課題を学び、世界の人びとと認識を共有し
  3. 国際的専門職業人として社会に積極的に関わることのできる力とリーダーシップを身につける

ということを意味しています。
このためには、教養教育の充実が必須となります。
ともすればテクノロジーが優先され、スキル中心の実学教育が偏重される傾向にありますが、課題の発見・解決、目的の選択、方向の転換などを可能にする思考力や理解力、創造力をもたらす教育を、カリキュラムの中心に設定しなければ、教養教育の充実は図れません。
大阪女学院大学「国際・英語学部」では、これら高等教育の普遍的な目標を実現するため、言語の枠を越えて、教養教育、専門教育、そして英語教育の統合を図るカリキュラムをつくり上げました。
核となる英語教育においては、グローバルなレベルでの英語のコミュ二ケ-ション能力の獲得を可能にするため、

  1. 英語によるコンテンツベースの授業展開
  2. 少ない人数による習熟度別クラス展開
  3. 授業サポートのためのセンターの常設
  4. 英語スキル目標達成のための英語診断テストに基づく補完教育
  5. IT化された授業体制
  6. セメスター留学の充実

を図ります

1・2年次の教育

英語教育と教養教育を統合させ、英語運用能力の向上をめざします。
英語と日本語のスキームを増大させながら、21世紀に人類が遭遇する様々な問題の根底に潜む構造に目を開き、新しい世代としての可能性と使命に目覚め、また、世界に開かれた視点から異文化を受容する態度を養います。
さらに、興味、関心のある専門学術分野について深く学んでいくことのできる基礎知識や研究方法を身につけます。
英語運用力の獲得のために、「English For Academic Purposes」を展開します。
これは大学における専門学術領域での英語能力習得を目標とし、「言語を使う」ことを第一に、英語を多面から学習するものです。
綿密に構成されたプログラムで英語の4技能を向上させ、「英語を学ぶ」ことと「英語で学ぶ」ことを一体化させます。
ここでは、資料を読む、講義を聴く、資料や講義の内容に基づくディスカッションを行う、その内容に関する自分の考えを文章で表現する、という一連の行為を英語で行うことができる能力を育てることが目標です。
また、調査・研究したものを英語で口頭発表し、論文にまとめることができるようにすることも含まれます。
具体的には、「読む、書く、聴く、話す」を統合した課程で、トピックとしての「平和の追求」「科学と宗教」「現代と人権」「生命の危機」の各コンテンツとエッセイの論理展開法を英語で学び、さらに、英語でのディスカッション能力、プレゼンテーション能力、リサーチペーパー作成能力を向上させることが目標になっています。
これらの結果、2年次修了時における英語スキルの達成目標を、TOEIC 700点、または、TOEFL 200(PB:533) 点以上と設定しています。

3・4年次の教育

英語教育と専門教育を統合させ、卓越した語学力と高度な専門領域を駆使して、21世紀の社会が抱える諸問題に積極的にコミットできる力とリーダーシップを身につけます。
そのために、専門教育では、国際貢献、国際協働の場での専門家をめざす「国際協力」、国際的実務の専門家をめざす「国際マネジメント」、主として教育現場での英語の専門家をめざす「国際コミュ二ケーション」の各専攻コースを設け、それぞれのコースでは、グローバルなレベルでの国際通用性のある英語能力を実現し、専門職業に直結させることを企図しています。
英語運用能力の獲得のため、1・2年次に引き続き、大学における専門領域での英語能力習得を目標とする「English for Academic Purposes」と、専門職業において必要とされる語学力の習得を目標とする「English forProfessional Purposes」を組み合わせ、最大限の教育効果を生み出していきます。
さらに、3年次の一学期を利用して、海外の大学にセメスター留学し、専門知識とともに語学力を増大させます。
これらを通して、英語で行われる専門領域での内容理解、上級ディスカッション能力、プレゼンテーション能力、論文作成能力を獲得すること、専門分野の資料を読む、講義を聴く、資料や講義の内容に基づくディスカッションをする、調査・研究したものをプレゼンテーションし、論文にまとめることができるようになることが期待されています。
また、論文を、さらに展開させ「卒業研究」として完成させることも求められています。
4年修了時における英語スキルの達成目標を、TOEIC 800点、またはTOEFL 230(PB570) 点以上としています。

英語教育(大阪女学院短期大学)

大阪女学院短期大学で行っている英語教育の根底には、次のような考え方があります。
それは「英語教育は、短期大学全体の教育の一部をなす」ということです。
これは、どこの大学もそうですが、大学の教育は、「人格形成/人間形成」を本来の目的としています。
ですから、その教育の一部である英語教育もそれを基盤としたものであるはずです。
英語を学問として学ぶことによって、知識を増し、異文化を知り、自分を見つめなおし、自分の持っている価値観は何であるか、自分は他者とどのように関わっていくのかなどを考え、追求していくことができるはずです。
したがって、「『自分』と『他者(=外国の人々)』との本当の出会いを前提とする意志伝達活動を英語で行うことができる能力の育成」が私たちの英語教育の到達目標となります。
意志伝達は、メッセージの送り手と受け手が一体となって成り立つものです。
そして伝えるべきものは、単に情報だけではなく、自己自身の内容です。
言い換えれば、私たちは「日常会話」ではなく、「対話」ができる英語教育をめざしています。
こういった考え方のもとに、私たちの英語教育の目標は次のように掲げられています。

  1. 考えるという知的活動を通して英語の運用能力を育成する。
  2. 興味、関心のある学問分野についてさらに深く学んでいける基礎知識や研究方法を身につける。
  3. 世界に開かれた視点を持ち、異文化を受容する態度を持つ。

私たちの英語教育の特色の一つに、「スキルの統合化」を図った授業展開があります。
今までの、言語の四つのスキル(読む・書く・聴く・話す)を別々に、そして部分的に訓練するような学習方法では、英語でのコミュ二ケーション能力を向上させるのは限界があるとの考え方からです。
例えば、私たちはテニスを上達させるために、腕力、脚力、腹筋などを鍛えたり、腰の回転や足の運びなどを学びます。
しかし、個々の部分を別々に訓練するだけでは上達はあまり望めません。
それぞれを組み合わせながら練習することによって、可能になるのではないでしょうか。
第二に、読む・書く・聴く・話す 技能をほぼ同時に使いながら、私たちの実際の言語活動が行われているという事実です。
自動車に例えると、四輪(=読む・書く・聴く・話す)がそろってこそ自動車(=言語)はスムーズに動いているわけです。
このように、私たちは、コミュニケーションは四技能すべてに関わるものであるという認識を持って、ことばを学ぶ必要があるのです。
もうひとつの特色は、学習者主体の英語教育です。
言語に関する規則や語彙などの知識をインプットすることはもちろん重要ですが、それらを使う、すなわち、実際に言語を使ってみることも大変重要なのです。
「言語の構造を知ること」と「言語を使うこと」は必ずしも一致しません。
これは、自動車の内部構造に熟知していても、運転できるとは限らないのと同様です。
インプットしたことを実際にアウトプットしなくてはなりません。
留学すれば英語能力が向上すると言われるのは、もちろんインプットの量の多さもありますが、アウトプットの場が十分与えられているという事実を見過ごすことはできません。
教員→学生といった、一方通行的な授業(=インプット)ではなく、自分の考えをディスカッションやエッセイ/論文、口頭発表などを通して述べる(=アウトプット)、学生参加の「発信型英語教育」です。
私たちは、大阪女学院短期大学を、単に「英語を学ぶ」だけでなく、「英語で学ぶ」ことができるところだと考えています。
専門学校でのようなスキルトレーニングではなく、高等教育の中での語学教育(語学教育に加えて、知識の増長、基礎的思考力の育成)であらねばならないという意識で、ここでの2年間の英語教育カリキュラムを構築しています。

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