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2019年度 ウヰルミナ公開講座

 

 

高等教育機関としての大学は、大学のもつ知を、地域の皆様と共有するという役目も担っています。このため本学は、学生・市民対話シリーズと位置づけ、2005年から公開講座を開催してきました。「和解」や「共生」といった問題提起を根底に、毎回テーマを設け、講演や対談、シンポジウム、映像や舞台表現、展示などさまざまな形で、またトークインカフェなど参加型プログラムも取り入れて展開し、老若男女問わず幅広い年代の方々に参加いただいています。

 

6月29日(土) OCC(大阪クリスチャンセンター)ホール  (受付:10:30~)

 

学生・市民対話シリーズ4『社会的課題の解決』

2018年のノーベル平和賞は、コンゴ民主共和国で性暴力被害者の治療や救済に取り組むデニ・ムクウェゲ医師と、イスラム国(IS)による性暴力を証言するヤジディー教徒のナディア・ムラド氏が受賞した。究極の暴力である戦争・武力紛争には、多くの武器が使用される。「性暴力」はその一つである。

 ルワンダ大虐殺においても、旧ユーゴ武力紛争でも、例えば「民族浄化」の名の元に多数の女性たちが被害にあった。旧日本軍による制度的性暴力も、被害者の女性たちに加え、社会・国に対して深い傷を与えたために、いまだ解決していない。

 わたしたちの身近な社会でも性暴力が横行している。職場での“何気ない”ほのめかし、政治家の無理解から生じる無分別な発言、テレビドラマや情報番組の中のステレオタイプ、権力をチラつかせた性行為の強要。これらはすべて繋がっている。

 2019年度春季、大阪女学院大学・短大では、上記、ムクウェゲ医師の医療活動を描いたドキュメンタリー上映、そして、コンゴの性暴力と紛争を考える会代表の米川正子氏による講演を予定している。米川氏は、元UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)職員で、ルワンダ、ケニア、ジュ ネープに勤務。コンゴ民主共和国ゴマUNHCR 元所長。専門は難民、紛争と平和、人道支援。

 ドキュメンタリーを観て、講演を聴いて、わたしたちは自身の生活に地続きの問題としてこのことを捉えることができるだろうか。「弱い」立場に人々を追いやり抑圧・搾取する発想に、性的な要素が加わったとき、より酷い様相を呈するこの厳しい現実を正視することができるだろうか。遠い場所の出来事として関心を持つに留まらず、わたしたちの社会・世界における意思決定や批判行動に参加する。そうすれば、ようやく、他者(そして自己)への敬意を軸とする社会を創造できるはずだ。わたしたちにはそれが問われている。

 

 

 映 画 1   11:00~13:00  映 画  『女を修理する男』  (120分)

 

*ストーリー 

一人の医師の勇気ある行動が世界を動かし4万人以上の性暴力被害女性を治療した─ 2018年ノーベル平和賞受賞。コンゴ人婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師の命がけの治療を追ったドキュメンタリー。

本作は、暗殺未遂にあいながらも、医療、心理的、そして司法的な手段を通して、婦人科医のデニ・ムクウェゲ医師が性暴力の生存者を献身的に治療する姿を映している。それに加えて、生存者の衝撃的な証言、加害者の不処罰の問題、希望に向かって活動する女性団体、そしてこの悲劇の背景にある「紛争鉱物」の実態も描かれている。 

※一部刺激の強い描写もございます。12歳以下のお子様のご鑑賞は、 保護者の方の自主的なご判断をお願いいたします 。

監督:ティエリー・ミシェル 作家:コレット・ブラックマン、ティエリー・ミシェル 
脚本:ティエリー・ミシェル、コレット・ブラックマン、クリスティーン・ピロ 
2015年/ベルギー/112分 配給:ユナイテッドピープル 
字幕:八角幸雄/監修:米川正子 
総括:コンゴの性暴力と紛争を考える会 
協力:クラウドファンディングの支援者、日本映像翻訳アカデミー

 

 

 

 講 演    13:40~14:40  講 演 「コンゴにおける紛争下の性暴力と日本との関係」 (60分)

*プロフィール 米川正子(よねかわまさこ)

立教大学特定課題研究員。2019年4月より筑波学院大学准教授。
国連ボランテイアでカンボジア、ルワンダ、ソマリアなどで活動。
UNHCR職員でルワンダ、ケニア、ジュネーブに勤務。コンゴ民主共和国ゴマUNHCR元所長。神戸女学院大学卒業、南アフリカ・ケープタウン大学大学院で修士号取得(国際関係)。専門は難民、紛争と平和、人道支援。日本平和学会理事。日本国際連合学会理事。コンゴの性暴力と紛争を考える会代表。主著に『あやつられる難民―政府、国連、NGOのはざまで』(ちくま新書、2017年)『ルワンダ・ジェノサイド生存者の証言―憎しみから赦しと和解へ』(訳、2015年、有斐閣)『世界最悪の紛争「コンゴ」~平和以外に何でもある国』(創成社、2010年)。

 

 

 

 

 

 

 

 

ワークショップ  15:00~16:00  ワークショップ (60分)

 

 映 画 2   16:15~18:15  映 画       『女を修理する男』    (120分)

 

 

 

 

申込ご案内  

      申込〆切 : 2018年6月22日(土)※ハガキの場合は必着です。

      定   員: 200名

      参 加 費: 一日フリー券

        一般 ¥1000   事前にお申し込みのうえ、当日、受付にて現金でお支払いください。 

        学生  無料   受付にて学生証をご提示ください 

 

 

申込方法

 

  • 専用申込フォームからご応募ください。

 

 

 

 

  • 往復ハガキ

 

「ウィルミナ公開講座2019 参加希望」と明記のうえ、

参加される方の①お名前(フリガナ) ②参加希望人数 ③ご連絡先(電話番号もしくはメールアドレス)を記載し、

下記の宛先までお送りください

〒540-0004 大阪市中央区玉造2-26-54 大阪女学院大学 大阪女学院短期大学 生涯学習センター

 

お問い合わせ:生涯学習センター ℡ 06-6761-6063 月~土 11:00~18:00 日/祝日を除く

募集の際に収集した個人情報は、本プログラム以外には使用いたしません。

やむを得ない事情により、プログラム・出演者等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

 

OCCホールへのアクセス

 

 

 

 

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