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教員養成センターについて

教員養成センターは、初等中等教育の教員養成に係る研究開発を行い、大阪女学院大学及び大阪女学院短期大学の教職課程の整備充実を図るとともに、地域の教育力の向上に貢献することを目的とする。

教職勉強会の開催

第一回 教職勉強会

教員養成センター主催の教職勉強会を開催します。教職課程履修生のみなさん、および教職に関心を持つ学生のみなさんを対象として、短大・大学間、学年間の交流をはかります。第一回の勉強会では、「教育実習」をテーマに、実習を終えたばかりの短大2年生、大学4年生のみなさんの報告を聞きながら教職キャリアについて議論を深めます。是非、ご参加ください。 

日 時:2017年7月1日(土) 13:00~14:30
教 室:TBA
テーマ:「教育実習を終えて」

活動内容

(業務)
教員養成センターは、次に掲げる業務を行います。

  1. 教職課程のカリキュラムの編成及び研究開発に関すること。
  2. 学生に対する教員免許の取得及び就職についての指導助言に関すること。
    ≫免許状取得者数及び教員就業状況
  3. 中学校・高等学校教員の英語授業に係る研修支援等に関すること。
    ≫免許状更新講習
  4. 中学校・高等学校の英語授業における教育実践の資料収集や調査研究に関すること。
  5. 中学校・高等学校英語科教員への授業相談や資料提供に関すること。
  6. その他教職課程に係る必要な業務

(研究開発)
教員養成センターは、研究部門として、次に掲げる研究開発を行います。

  1. 中学校・高等学校英語教育の実践的指導法の研究開発
  2. 4年間で即戦力となりうる教員養成の在り方の研究、教職カリキュラム開発
  3. これからの教員に求められる資質能力の調査研究
  4. 教育実践の効果検証方法等の研究開発

英語教育リレー随想

更新日:2018年6月1日

国家資格取得に熱中した大学時代・・・思わぬ恩恵

森   均

前回(2017年12月)紹介しましたように工業高専電気工学科卒業の私は、メーカーを退職し大学に進みましたが、失業体験が骨身にしみたせいか、国家資格の取得に力を注ぎました。国家資格は取得者しか従事できない仕事が法律で定められていますので、一定の収入が得られます。

 選んだ資格は電気主任技術者試験でした。約100年前に定められたこの資格があれなビル・工場等の電気設備や変電所の設備管理の仕事に従事でき、また将来独立することも可能でしたので何がなんでもまずこの資格を取得し、失業してもすぐに再就職できる道を確保しようと考えました。

 そこで大学の講義を終えると夜間の各種学校に週3日、4か月間通いました。大学入学前に働いて貯めたお金を大学の授業料とこの各種学校につぎ込みました。この各種学校には、仕事を終えた40代から60代の人達が40人程入学しており、何とか国家資格を取得して収入額を高めようとか、今の仕事から脱出しようとか、それぞれ理由は違いましたが皆必死でした。いつも言われたことは「にいちゃんみたいに、若いときに必死になって勉強しといたら良かった」、「世の中は思い通りにいかへんで」等々。休憩時間に夕食代わりのうどんをすすりながらいつも聞かされたものです。実際、年輩の方々は応用問題に苦労されていましたので方程式の解き方など私が教えることもしばしばありました。しかし、一方で実務経験は豊かでいろいろなことを教わりました。

 さて当時、第2種電気主任技術者試験は6科目各2時間の筆記試験に合格した者だけ、口頭試問に挑戦できました。試験は年に1回。ですから1年計画で取り組みます。筆記試験は6科目中1科目でも100点満点で35点以下があれば他の科目が高得点でも不合格で、最低でも6科目合わせて360点をとらないと合格できないと言われていましたので、夜間の各種学校を修了してからも連日図書館に残り閉館まで勉強していました。おかげで1次試験に合格し、口頭試問に進みました。

 口頭試問は、近畿地方の受験者が、午前の部・午後の部に分かれて集められました。私は午前の部でした。集合時間に会場(大阪府庁近くの合同庁舎)に行くと徹底して情報漏洩対策がとられていまして、午前の部の受験者が全員集まるまで口頭試問は開始されませんし、終わっても午後の部の受験者が全員集まるまで一室に閉じこめられました。口頭試問は2カ所の部屋を巡る方法で、終わると別の部屋に待機を命じられました。集合した部屋から口頭試問の2会場、そして口頭試問終了者が待機する部屋に着くまで係員がぴったりとついていて行動を監視されました。もちろん部屋のなかでも複数の係員に監視されていました。

 口頭試問は2会場とも2問が示され1問を選択してから説明する形態で、私の説明が終わると質問が飛んできます。試験官は2名でとことん尋ねられました。技術的かつ専門的な内容ばかりでごまかしはできません。

 そして、結果通知が届き無事合格。この年、合格者は全国で160名。合格率は数%でした。この国家資格を取得したことが後の人生を大きく変えていきます。学内奨学生に選ばれ学費は半額になり、大学院の入試成績はぼろぼろでしたがこの資格を取得していたことで拾ってもらえました。

 教員に採用されてからも、いつクビになってもこの資格で食べていけるという思いで”後顧に憂いなく”思い切ったことができたと思います。孤独を恐れず、真に生徒のための学校に変えていくため知恵を出し続けて賛同者を増やし実践していく。その繰り返しがまた新たな道を拓くことにつながったと思います。

英語教育リレー随想バックナンバー

2018年

2017年

2016年

2015年

  • 第七十一号(December) 日英ことわざ文化散歩(中井)
  • 第七十号(November) 教材研究:実践演習のヒトコマ(夫)
  • 第六十九号(October) 選挙年齢の引き下げ(中垣)
  • 第六十八号(September) 主体なき謝罪(東條)
  • 第六十七号(August) 「英語の世紀」に生きる:親英語 vs. 反英語(中井)
  • 第六十六号(July) オンライン辞書作成に関わって(夫)
  • 第六十五号(June) 出発した教育委員会改革(中垣)
  • 第六十四号(May) 大事なものは見えにくい(東條)
  • 第六十三号(April) アクティブ・ラーニングは思考を活性化する救世主か!?(中井)
  • 第六十二号(March) Honoring our heritage, Embracing our diversity, and Sharing our future(夫)
  • 第六十一号(February) 読書離れとスマホ(中垣)
  • 第六十号(January) マララ・ユスフザイさん ―国連演説からノーベル平和賞受賞演説へ―(東條)

2014年

  • 第五十九号(December) 「時代の風」—未来圏から吹く風(中井)
  • 第五十八号(November) 「外国語活動」から「教科」へに思う(中垣)
  • 第五十七号(October) 大阪府における英語教育の方針:時事ニュースより(夫)
  • 第五十六号(September) No Worry(東條)
  • 第五十五号(August) 「心の振幅」-興味、関心の扉を開く英語(中井)
  • 第五十四号(July) 花道(夫)
  • 第五十三号(June) 最近の新聞記事から(中垣)
  • 第五十二号(May) ネイティブ教員との協働に学ぶ(東條)
  • 第五十一号(April) グローバル化時代のパラドックス(中井)
  • 第五十号(March) Lawe i ka ma'alea a kū'ono'ono(夫)
  • 第四十九号(February) ある日の授業から(中垣)
  • 第四十八号(January) 量的世界の中の質的存在(東條)

2013年

  • 第四十七号(December) 授業のイノベーション:TED Talksの教えーStart with Why (中井)
  • 第四十六号(November) ことばは生きている2 (夫)
  • 第四十五号(October) 学校5日制の下での土曜授業推進の一考察 (中垣)
  • 第四十四号(September) 教育再生実行会議に対する学会からの提言:「京都アピール(仮称)」の意義 (東條)
  • 第四十三号(August) 勉強会「英語の教え方教室」と「学び続ける教師」(中井)
  • 第四十二号(July) 「聞く」と「聴く」(夫)
  • 第四十一号(June) Quo Vadis(中垣)
  • 第四十号(May) 「大学入試にTOEFL導入」論に思う(東條)
  • 第三十九号(April) 教育未来図(中井)
  • 第三十八号(March) 新学期とand so onについて(寺)
  • 第三十七号(February) E hana mua a pa`a ke kahua mamua o ke a`o ana aku ia ha`i(夫)
  • 第三十六号(January) 新年一考:知の伝承を忘れかけた学校(東條)

2012年

  • 第三十五号(December) 正論はいつも正しいか(中井)
  • 第三十四号(November) ザ・厄介な英単語(寺)
  • 第三十三号(October) 組織のリーダーを考える(中垣)
  • 第三十二号(September) E lauhoe mai na wa‛a (Everybody paddle the canoes together)(夫)
  • 第三十一号(August) (続)言語活動の潮流を読む:英語プレゼンテーション(東條)
  • 第三十号(July) 席巻するCAN-DOリストについての一考 —グローバル人材育成が求められる中で—(中井)
  • 第二十九号(June) 英語学習における「Google革命」?(寺)
  • 第二十八号(May) 連休のまとめ(中垣)
  • 第二十七号(April) Seeking for knowledge and wisdom(夫)
  • 第二十六号(March) 韓国の英語教育に学ぶ(東條)
  • 第二十五号(February) 大阪女学院大学「教職課程」から教職専修としてさらなる充実をめざします(中井)
  • 第二十四号(January) 思いやりの広がり(中垣)

2011年

  • 第二十三号(December) 絆 2011 (夫)
  • 第二十二号(November) 人、言葉、英語 ―スティーブ・ジョブズ追悼― (東條)
  • 第二十一号(October) 来年度教職Field Study訪問予定 英国Manor Church of England Schoolを訪ねて (中井)
  • 第二十号(September) 大阪の残暑はこれから(中垣)
  • 第十九号(August) Stand with grace, pride, and modesty(夫)
  • 第十八号(July) Crisis in Japan, Crisis in Communication(東條)
  • 第十七号(June) 第5回学習指導基本調査にみる中学校・高等学校での学習指導(中井)
  • 第十六号(May) 心の中の神々(中垣)
  • 第十五号(April) 間違いを恐れない覚悟(夫)
  • 第十四号(March) ヨーロッパの言語事情(東條)
  • 第十三号(February) 大阪女学院大学「教職課程」産声をあげてから1歳に(中井)
  • 第十二号(January) 恩送り(中垣)

2010年

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