TOEIC集中セミナー

プログラムの概要

TOEIC集中セミナーでは目標点を獲得しようと奮闘努力している皆さんに短期集中の学習トレーニングを行います。このトレーニングで身につけた攻略法や学習法をもとに、Self Study Planを立てて、さらに英語力をつける自学習に取り組んでください。

プログラムの構成

定員 大学・短大合わせて70名程度(最小催行人数は10名)
期間 2月中旬 セミナー終了後に学内でTOEIC-IPテスト実施
実施地 大阪女学院大学・短期大学
費用 6,600~7,000円(テキスト代、TOEIC受験料込み)
参加者には約3,500円の奨学金を支給
ただし、2回以上参加される方には奨学金の支給はありません。

プログラム内容

「語法・文法」と「速読・読解」を演習の中心に据え、併せてリスニング能力の向上をめざします。

応募方法

募集期間中にwebで申込手続きを行う。

自己の発見Ⅱ

プログラムの概要

体験学習法に基づいた実習のなかで自己点検やグループでの作業、そして分かちあいによって自己への気づきを深め、<いま、ここ>にいる自分が、考えていること、感じていること、しようとしていることを味わい、それを他者と分かちあうことをとおして自己の発見を進める。

プログラムの構成

対象 「自己の発見Ⅰ」(大学・短期大学)を履修した、または履修中の学生
期間 冬季休暇中3泊4日
実施地 あうる京北(京都市右京区)
費用 16,000円程度(宿泊費・食事代 実費)

プログラム内容

自己理解を深める授業です。「自分とは何者か」「他者は自分をどのようにとらえているか」を自己点検やグループでの作業や分かちあいによってさぐり、自己への気づきを深めます。授業は講義形式ではなく、体験学習法にもとづいた実習を中心に進めます。自己への気づきは、自己との対話だけでなく、他者との関わりの中で実現するのです。実習の中では、自分が<いまここ>で考えていること、感じていること、しようとしていることを味わい、それを他者と分かちあうことによって気づきが深められます。自分が大切にしている価値(考え)、自分の感情、自分の欲求・意図などに目をむけ、自らの選択によってそれらが形成されていることを確認します。そして、自己開示やフィードバック、傾聴と自己表現の試みを重ねて、自分らしい自分、生き生きとした自分を発見し、その自分を尊重するあり方を学びます。

応募資格

「自己の発見Ⅰ」(大学・短期大学)を履修した、または履修中の学生

単位認定

共通教育科目 1単位

地域研究(沖縄)Ⅱ

授業期間と時期

3泊4日間、沖縄にて9月中旬に実施予定

授業の目的

春学期授業科目「地域研究(沖縄)I」(週1時間1単位)の学びを、沖縄現地におけるフィールドワークを通し、さらに深める

  1. 戦後日本の豊かさが、沖縄の人々の大きな犠牲のうえに成り立っていたことに気づく。
  2. 沖縄のもつ文化、芸能の豊かさに触れる。
  3. 沖縄の精神文化「ヌチドウタカラ」「チムグリサ」に学ぶ。

授業の概要

沖縄の歴史と現在を沖縄の地で見る、聞く、読む、話す、食べるなどの体験を通し、沖縄の特有の歴史・沖縄戦・米軍基地の現実、自然の豊かさ、ことば・音楽等に触れるなかで日本と世界が平和のうちに生きる道を見つける手掛かりをつかむ。

授業の形態

沖縄でのフィールドワーク・記録を取り、それに従い討論
授業のスケジュール概要 (topics)
授業は3泊4日と制限されているが、下記のようなフィールドワークを予定している。(一部変更も有)

  1. 沖縄戦(1)オリエンテーション・対馬丸記念館、嘉数高台(普天間基地)、佐喜真美術館
  2. 沖縄戦(2)、魂魄の塔、平和の礎、平和祈念資料館、ひめゆり平和祈念資料館、南風原陸軍病院跡、韓国人慰霊碑、糸数
  3. 米軍基地と自然
    読谷・嘉手納基地、辺野古の海と基地(ジュゴンと基地)、山原の森と高江ヘリパット
  4. 歴史(首里城を中心に)
  5. 沖縄の人々の証言を聞く

準備学習

「地域研究(沖縄)I 」受講必須

成績評価方法・基準

フィールドワークノート(日々の記録・各自の研究)と討論参加
表現コミュニケーション群で春学期の選択1単位に認定される

履修条件

地域研究(沖縄)I〔春学期一週間の金曜日9限〕を履修済みの学生

リトリート

リトリートとは

入学して2ヶ月が経つ頃、予習復習や課題をやりながら、アルバイトなど日常の雑事に追われる学生生活にも慣れてきます。駆け足で進むような毎日を過ごしながらも、「もっとがんばらないと・・・!」そんなふうに自分を駆り立てる人もいれば、忙しさに自分を見失いそうな人もいるかもしれません。静かな心を取り戻すこと――リトリート(Retreat)はめまぐるしい日常から一時撤退し、すべての心のざわめきを止め、生きる力に満ちた自分を回復する場です。重荷を下ろし友と語り合い、少しの間、ゆったりと過ごしましょう。生かされている私たちがどのように生きるかを選ぶ、そんな歩みへの契機となれる思いを込めて、このプログラムが行われます。

日程と施設

夏に実施した年もありましたが、最近は、大学生活にも授業にも慣れ始めた6月に行っています。プログラムは、1年生と2年生以上とがあり、1年生はいくつかの小グループに分かれて行う一泊二日の宿泊プログラムです。四年制大学と短期大学の学生が入り混じり、お互いにコミュニケーションを通じて親睦を深める出会いの場となります。日常生活の雑事から解放されるため、会場は山、海、湖畔など、自然を満喫できる場所で行っています。

プログラム

新鮮な気持ちで参加できるように、ここでは、あまり詳しいことを述べませんがゲームやグループワークなど楽しみながら、講師の先生のお話を聞いたり、聖書を読んだりして静かな時を過ごします。そしていろいろな方向から自己を見つめ直します。また、同時に、リーダーシップ育成の場として、毎年10名程度のリトリートリーダーを募集しています。

学生の感想文

リーダーを経験して、人の気持ちがわかるようになった

国際・英語学部 薮内美和さん

「人を導くってどのようなものなのか」、それが今回のリトリート委員になった理由のひとつです。1年前の私ならば委員になるなんて考えもつかなかったでしょう。人前に立つのも怖かったし、何よりも人に指示を与えるなんて考えられませんでした。しかし、リーダーシップトレーニングに参加してビッグシスター(BS)を体験した今では、挑戦することの面白さを楽しむことができました。今回のリトリートは、昨年のプログラムと大きく変わり、昨年参加した私もとても新鮮な気持ちで取り組むことが出来ました。1年生がマイクを持って前に立ち、恥ずかしそうにする姿を見て、1年前の私もあんな感じだったのかと、少し懐かしい気持ちにもなりました。今回、委員をするにあたり、自分への課題を課していました。それは「怒らないこと」です。小学生や中学生が相手ならば、一喝するのもひとつの方法かもしれません。しかし、私たちは大学生です。去年の私が感じたように、強制的にやらされていると思う人もいたかもしれません。どういう言葉や気持ちを込めれば相手により良く伝わるのか、言葉選びや話すタイミングなど、細かいことまで悩みながら活動していました。リトリート委員を体験して思うことは、委員という裏方の仕事に対してとても魅力を感じるということです。人に指示を与えるということは、次のこともその次の次までも考えておかなければならないし、常に未来と向き合っている感じでした。その立場を経験して初めてその人の気持ちがわかる。そう思える体験ができたと思います。

2年生以上リトリートプログラムに参加して

英語科 奥田史子さん

今回リトリートに参加して、私が一番に思ったのは話を聴くことの素晴らしさです。これは毎日の礼拝でも思っていることですが、今回は特に普段話を聴けない方なのでより一層感じました。講師の止揚学園の福井先生のお話からは学ぶことがたくさんありました。それを一番に感じたのは、グループ作業とグループ発表のときです。私は歌が好きなのでゴスペルを選びました。ゴスペルグループでは、その日聴いたお話しから感じたことをみんなで歌詞にして歌うというものでした。もちろんすぐにできるものではありませんでした。歌詞を考えるときは聞いたお話を思い返し、理解しないといけないので、お話を聴いている時には気づかなかったことが見えてきたりもしました。今回は福井先生や止揚シスターズの方がとても素晴らしい歌を歌ってくれたあとだったので、私はそれにお返しするつもりで考えていました。みんながそれぞれ考えたものを一つの歌詞にする難しさを感じることができたこと、同じ話を聴いていても人それぞれ感じ方が違うということを改めて知ることができた大切な時間となりました。ほかのグループより時間はかかってしまいましたが、その分、達成感も大きかったです。私は今回リトリート委員として参加し、グループ発表の時はビデオ撮影を担当しました。ビデオを撮りながらほかのグループの感じたことや、それぞれの表現をみるのは私の考えを広げ、興味深いものとなりました。私はリトリート委員として準備から当日まで手伝うなかで、ひとつ残念だったことがあります。それは、参加人数が少なかったことです。たくさんの人が参加していたら、互いにもっといろいろな気づきや見方を発見できたかもしれないと思うからです。今回のリトリートで私は様々なことを福井先生や他の参加者から学び、リトリート委員をしたことは良い経験になったと思います。これからも学んだことを忘れず、たくさんの人の話を聴いて視野を広げていこうと思います。

リーダーシップトレーニング

不安な気持ちを抱えて入学する新入生に入学式前からピアカウンセラー※1的な役割を果たすビッグシスター(BS)と呼ばれる学生のグループがあります。このBSになるために受けるのが「リーダーシップトレーニング」です。毎年、多くの学生(募集定員72名)が参加します。このリーダーシップトレーニングは、人間関係訓練で用いられる体験学習方式などを通して、真の援助関係を作り出すために以下のような体験を重ねるプログラムです。

  1. 人の話や気持ちをよく理解すること
  2. 自分の考えや気持ちを率直に表現すること
  3. 他者との関係に気づくこと

(※1)「ピア」とは「同じ立場の仲間」という意味で、つまりピア・カウンセラーとは、相談者と同じ心、経験者(当事者)として話を聞き、相談者の心の支えになろうとする人たちのことです。

実施期間

毎年3月下旬ごろ、大学内で2日間の準備プログラムを行います。その後、学外の施設を借りて3泊4日の宿泊プログラムを実施します。宿泊所はできるだけ人里離れた郊外で行うようにしており、近年は奈良県桜井市の多武峰で行っています。

参加するための資格・条件

このリーダーシップトレーニングに参加するには、以下のことを義務付けています。

  1. 学年は問いませんが本学在学生であること
  2. 宿泊プログラムを含めた全日程に参加できること

このプログラムに参加しないとBSにはなれませんが、参加した学生全員がBSにならなければならない訳ではありません。応募者が多数の場合は抽選となります。
参加費として15,000円(※2010年度)を事前に納めますが、費用が発生するにも拘らず毎年募集定員を大きく超えた参加希望が寄せられる人気のあるプログラムです。

プログラム内容

このリーダーシップトレーニングでは参加者全員で行う全体会と少人数で行うグループセッションとがあります。プログラム内容の詳細については、次年度に参加する学生に新鮮な気持ちで体験してもらうため、ここで述べることはできません。毎年の参加者も「プログラムの内容はこの場を離れて語らない」という約束を忠実に守っています。このプログラムが長い間、継続してこられた要因であります。