パーソナルツール
現在の場所: ホーム 教育研究 教育内容 バングラデシュプロジェクト 4th chapter 子ども病棟建設の発想
編集操作

4th chapter 子ども病棟建設の発想

4th chapter 子ども病棟建設の発想

4th chapter 子ども病棟建設の発想

日常茶飯事的に起こる子どもたちの死

「この地の衛生環境の現実として清潔な飲料水がない。その設備がない。また、教育を受ける機関もない。このため母親たちも文字の読み書きができない。これらが最終的にもたらす結果は、日常茶飯事に起こる子どもたちの死。5歳以下の乳幼児の死因は下痢によるものが最も多いのです」。

「十分に設備の整わない病院では、大人と子どもが一緒の病室で治療を受けているのが実情。抵抗力のない子どもたちにとっては、あまりにも無防備な現実であることは十分承知しています。だから、私の抱いている長年の夢は、子ども専用の病棟を持つことなのです」。

チャンドラゴーナ・キリスト教病院長チョードリー先生のお話です。
先生は、1989年、日本訪問の際に、 NGOではない教育機関である大学からの支援だと聞き、本学に立ち寄られました。そして、全学生を前にして募金への感謝のことばを述べられ、学生との懇談会の席上、現地の様子と子どもたちの治療の現状についてお話をされました。
チョードリー院長の話を興味深く聞いていた学生が、「先生の言われる子ども病棟を建てるためには、どれくらいのお金が必要なのですか」と質問しました。
返ってきた回答は、当時の日本では決して夢のような話ではなく、実現可能な範囲のものでした。

『バングラデシュに子ども病棟を建てよう!』

子ども病棟建設というバングラデシュ・プロジェクトは、この一言がきっかけとなってスタートを切りました。
目標が明確になれば、発するエネルギーは大きくなる。学友会執行部を中心にこのプロジェクトはもはや学内だけに留まらず、同窓会や近隣の方々にも広がり、たくさんの方々から賛同と協力をいただきました。
子ども病棟建設の目標額であった350万円は、なんとその年度内に達成されました。