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5th chapter 夢の実現

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サイクロンによる多大な被害 しかし、強い意志で子ども病棟は完成

チョードリー院長が夢とまで言われた子ども病棟がいよいよ建つ。

そう思われた矢先、湾岸戦争が勃発し、世界の情勢が一変しました。
さらに数ヵ月後には、バングラデシュ全土をサイクロンが襲いました。

もちろんCHCの施設も多大な被害をこうむることに。

その施設修復のために、「これまでの募金を修繕に使ってください」と、本学から建設資金の一部活用を提案しました。しかし、病院側は「これは『子ども病棟建設』のためのお金。他の目的のために使うことなどできません」。

病院側はかたくなに拒み続け、建設資金が施設の修復費用に当てられることはありませんでした。その後、物不足によるインフレは沈静化の目処が立たないまま、時間だけが過ぎていく。
物価の上昇に伴い、建設費も当初の4倍に跳ね上がりました。再度の見積額は76,462ドルで、当時の換算レートで1,000万円を超す膨大なものになってしまったのです。
しかし、どんな条件でも子ども病棟建設は必ず実現させたい。
サイクロンによる被害を被ったときの病院側の強い意志を、学生たちは真摯に受け止めていました。
そして、それは実行へ動き出しました。

「建設を始めてください。残りの金額は私たちが数年かけて工面しましょう」。

1990年7月、当時のエルダー学長と学友会執行部メンバーの2人が子ども病棟着工式のため、現地を訪問しました。その折、病棟の名前は女学院の学生で決めてほしいと依頼され、公募の結果、「Wilmina Children’s Ward」に決定しました。