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対話シリーズ2011

読売新聞に掲載されました。Vol.3を1/28(土)に開催します
対話シリーズ2011 中面

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 日本やアジアの自然災害などにより、生産力が低下している日本の通貨・円が、なぜ史上最高値を更新し続けるのか? 最近、円が強くなることに対し、日本国内での困惑や苛立ちが強まっているが、背景には、米国国債の格付け引き下げの衝撃や、ギリシャに端を発したユーロ圏の先行きに対する強い不安などがある。
 高度経済成長以来、ひたすら欧米の基準に沿って、内向きに快適さを追求してきた我々が、激動するグローバル社会において、新たな立ち位置の再考を促されている。
 円高継続による産業の空洞化と、それに伴う労働市場の収縮が進行する可能性がある今、先行きの予想も必要だが、まず、過去の流れを踏まえて今後の動きを見極める基本的な視点を持つことが重要だろう。その上で、グローバルな経済活動の新しい仕組の創造に向って、我々のパラダイムを変容できるかを、共に思索し、語り合う機会としたい。

主旨

 「円高」、「国債の格引き下げ」、「ユーロ危機」など、色々な言葉が毎日ニュースで流れている。これらの事柄は一見すると個々の人々の生活に直接関係ないところで起こっているように感じる方が多いかも知れない。しかし、海外と関連する仕事に従事する人々には、生活の根本を揺るがせる重大な影響を与えており、また、海外と無縁と考えておられる方々にとっても、これらの事象の影響は着実に広がっている。
 一般の個々人にとって、円高は海外旅行費用が安くなり、原油など資源や外国製品の輸入価格が下落して購入しやすくなるなど、メリットは明確にある。一方で、輸出に重点を置いている産業では、技術革新や経費節減などの企業努力を吹き飛ばしてしまう外国為替相場の動きにより、年間で1000億円を大きく上回る利益を喪失していると報道されている。
 なぜ、円高が起こるのか? 不安定な政治と不景気が続く中、東日本に歴史的にみても希な大被害を蒙った日本が積極的に評価された結果として、円が買われているとは思えない。その背景やメカニズム、そして、過去の歴史を踏まえた理解により、現在の相場の動きをより多面的に捉える視点を確認したい。
 また、欧州統合への流れを遡り、歴史的な経緯も踏まえたより深い理解に立ち、ギリシャ問題に誘発されたユーロ危機が日本にいる個々人に与えるダメージに対して、ギリシャ問題が対岸の火事では済まないことを確認したい。
 なお、今回の企画は、大学開放プログラムとして地域の方々の参加を呼びかけると共に、既にこれらのテーマに関心を持つ方々や持たざるを得ない状況にある方々に、通常のマスコミ報道や金融機関の投資セミナーとは一味違った視点を提供すると共に、最終的には参加者同士の対話(サロン)に繋がるような形態で実施する。
 実施回数は3回のシリーズものとし、初回は、円高や通貨制度に焦点をあて、2回目は、ユーロ危機と金融の収縮を取り上げ、3回目に前2回のテーマに加えアジアにおける日本あるいは日本人が意識すべき事柄を取り上げていく。

Vol.1 2011年11月27日(日) 14:00~16:30 (開場 13:30)

講演スケジュール
13:30 開 場

14:00 第一部


竹中 正治 氏
「通貨相場で読み解く国際金融情勢と将来展望」
― 円、ドル、ユーロ、人民元の今と将来 ―
15:15 第二部
トークイン
16:30 終 了


Vol.2 2011年12月10日(土) 14:00~16:30 (開場 13:30)

講演スケジュール
13:30 開 場

14:00 第一部


深谷 幸司 氏
「波乱が続く為替相場-その背景と国際経済・金融の潮流」
― ディーリングルームの現場から ―
15:15 第二部
トークイン
16:30 終 了


Vol.3 2012年1月28日(土) 14:00~16:30 (開場 13:30)

講演スケジュール
13:30 開 場

14:00 トークイン・カフェ
「新しい風は日本から 」― グローバル化と日本 ―
16:30 終 了

トークイン・カフェについて
参加者のみなさん同士が face to face で自由に対話ができるサロンの雰囲気をイメージしています。

中井 正敏 氏 (Vol.2,3 モデレーター)


講師プロフィール

竹中 正治氏
竹中 正治氏

龍谷大学 経済学部 教授(専門:アメリカ経済論、国際金融論)
1979年東京大学経済学部卒、同年東京銀行入行(現三菱東京UFJ銀行)、為替資金部次長、調査部次長、米国ワシントン駐在員事務所長、(財)国際通貨研究所チーフエコノミストなどを経て09年4月より現職。近年の主要著書は次の通り。
「米国経済の真実」(東京三菱銀行調査室編)東洋経済新報社2002年
「ラーメン屋vs.マクドナルド、エコノミストが読み解く日米の深層」新潮新書2008年
「今こそ知りたい資産運用のセオリー」光文社2008年
「これから10年外国為替はこう動く」(国際通貨研究所・竹中正治編)PHP研究所2009年
「なぜ人は市場に踊らされるのか?」日本経済新聞出版社、2010年

深谷 幸司氏
深谷 幸司氏

1984年三菱銀行入行。東京・下町の支店勤務を振り出しに、資金証券部、本店営業部、為替資金部、経済調査室などを経て、2007年1月、ドイツ証券シニア為替ストラテジスト。2010年9月よりクレディ・スイス証券、外国為替調査部長兼チーフ通貨ストラテジスト。1995年以降、15年以上にわたり為替相場の分析に従事。週刊エコノミスト・為替欄に定期的に寄稿するほか経済誌の為替特集記事を執筆。ロイター、共同通信、ブルームバーグほかマーケット系メディア、日本経済新聞ほか一般紙にもコメント多数。日本証券アナリスト協会検定会員。

中井 正敏氏
中井 正敏氏

神戸大学大学院経営学研究科 講師
1978年一橋大学経済学部卒業、同年東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。主に国際投融資、外国為替、日系企業の海外進出支援等国際金融部門に従事。その間、ロンドン、チューリッヒ、クアラルンプールに駐在勤務。2009年銀行を退職、現職。専攻は「国際金融」「企業金融」。「日米欧産業経営特殊研究」、「企業と経営」等の講義を担当。「アジア通貨危機とマレーシア」「FTAにおける金融の自由化と資本規制」等の調査研究がある。日本金融学会会員。東京都出身。

定員30名(先着順):参加無料

申込締切:各開催日の当日迄受付けます。

全プログラムとも 事前の申込が必要です。

申込方法

代表者の郵便番号、住所、TEL、氏名、参加希望人数と、Vol.1〜3のどのプログラムへの参加希望か(複数記入可)を明記し、「継続教育センター宛」に、下記のいずれかでご応募ください。

〔FAX〕

06−6761−9373

〔E-mail〕

kk06@wilmina.ac.jp

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発表

折り返しご連絡いたします。

お問い合わせ

TEL:06-6761-6063(土・日・祝を除く午前10時から午後5時)

  • 募集の際に収集した個人情報は、本プログラム以外には使用いたしません。
  • 止むを得ない事情により、プログラム・出演者等は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

対象者

市民・学生

会場

大阪女学院 大学・短期大学 1F 会議室I

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主催

大阪女学院大学・短期大学