自己への深い気づきを得る教育

人間一般ではなく、置き換えのきかない固有な存在である「自己」への深い気づきを得る自己の確立群の科目により、いま、自分はどこにいるのか、自身の位置とアイデンティティを確認することを学習の基盤に置いています。

一人ひとりの学生に最適な少人数・習熟度別クラス編成育

一人ひとりの学生が最適な環境で英語を学習できるよう、共通英語科目のクラスは、習熟度別に1クラス20名編成を基準としています。英語を使用言語として進める専門科目についても指導の徹底を期するため、25名を限度としてクラスを設定しています。

英語基礎群、英語展開群の充実

「英語で学ぶ学習内容(コンテンツ)を重視した学習方式=コンテンツベースの英語学習」を核とした教育課程の本学では英語運用力の構築は必須事項です。そのために、英語を学ぶ「英語基礎・応用群」において特にきめ細かな指導を行なっています。共通教材の開発や習熟度別クラス編成など、学生一人ひとりの成長が最大限となるよう配慮して、授業を展開しています。

英語スキル診断テストの実施

英語運用力の向上について定期的に「英語プレースメントテスト」と「TOEIC-IP」を実施し、Reading, Listening等、英語学習領域ごとの英語力を明らかにして、学生一人ひとりが、自分自身の英語運用力を把握できるようにしています。そして、必要に応じて学習支援(サポート)センター(SASSC)のプログラムにつないでいます。

学習サポートセンター(SASSC)の常設

学習における困難や問題を解決するため、また、より発展的な学習ができるようサポートするセンターが、「Self Access & Study Support Center」、略称SASSC(サッシー)です。英語を母語とする教員や専属のスタディサポートスタッフがマンツーマンでサポートしています。
またSASSC内にはパソコンやフリースペースもあり、課題作成やグループのプレゼンテーションの準備に利用されます。

図書館の活用

本学の求める学習スタイルには図書館は欠かすことができません。たとえば、クラスでのディスカッション、プレゼンテーション、ペーパーの作成など、どれをとっても個人としての考え、内容が要求されます。そのために図書館利用教育に力を入れています。

教職課程

教員養成の理念

  1. 豊かな人間性と社会性を育む教育理念をもとに厳しく鍛えられた英語力を有する本学学生の中から 未来を担う生徒の教育に貢献する教員を送り出します。
  2. 教職課程(教育実習を含む)の学習を通して教育問題や教員の仕事の難しさを知り、生徒および人間の根源的な理解を深めるばかりでなく 自己理解と自己変革の場とします。
  3. 教職以外の道へ進んだとしても、聡明な社会人として、また地域教育を支える住民の一人として、学校教育の良き理解者となり、日本の未来をつくる教育を支え充実させる基盤となる人を育てます。

取得できる資格

  • 中学校教諭二種免許状(英語)

 

Wilmina AI Data Science Literacy Program

大阪女学院短期大学では、数理・データサイエンス・AI教育は次世代を担う学生には不可欠であると考え、2022年度以降入学生全員を対象とした「Wilmina AI Data Science Literacy Program」を行っています。
本プログラムは、2023年8月に文部科学省「数理・データサイエンス・AI 教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」として認定されました。

認定の有効期限:令和10年(2028年)3月31日まで

 

本プログラムで身に着けることのできる能力

  • AI・データサイエンスの必要性を説明できる。
  • 社会で活用されているデータ・AI活用の事例を例示できる。
  • どのような思考方法で数理・データサイエンスを扱うか説明できる。
  • データ・AIを扱う上での留意事項を説明できる。
  • 代表的な数理・データサイエンスの技術とその利点・欠点を概説できる。

構成科目と修了要件

プログラムを構成する唯一の授業科目「AI・データサイエンス基礎(2単位)」を修得すること

授業科目「AI・データサイエンス基礎」

開講状況

2022年度より「AI・データサイエンス基礎」を2022年度以降入学生には全学生必修科目、2021年度以前入学生には選択科目として開講

実施体制(組織と役割)

  • カリキュラムセンター長:運営責任者
  • カリキュラムセンター:プログラムの改善・進化
  • 授業科目担当者/事務局 教務・学生課:プログラムの自己点検・評価

プログラムの自己点検・評価

その他の特色

アドバイザーシステム

1年次の学生生活をサポートするためグループごとにアドバイザーを配して相談者となるシステムを進めています。

オリエンテーションの徹底

入学時のオーバーナイトを含むオリエンテーション、その他ガイダンス等を通して、各年次の目標や学習内容を確認し、学科目履修のサポートをします。

セメスター制の採用

学期は、半期に集中して行うセメスター制を採用しています。
春学期:4月~9月
秋学期:10月~3月